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6月, 2008の投稿を表示しています

ポラロイドカメラ

JR亀戸駅前にあるフグ料理店の、BOX席の片隅で、 大いに飲んで酔っ払い、座ったまま清算待ちをしていたら、 ニコニコ顔で店長のN瀬さんは、われわれ4人の席にやって来た。 このお店を同じく切り盛りしている、N瀬店長の奥さんは、山形県最上町の出身で、 楽しそうに盛り上がっている会話の中で、時折聞こえてくる山形県の話題が、 気になっていたようだ。 N瀬店長夫妻から名刺をいただいて店の外に出ると、 N瀬さんはポラロイドカメラを右手に抱え、 「4人でいっしょのところを、写真にしましょう」と言い、 酔っ払い4人組のワンショットを撮っていただいた。 そこで地元の亀戸に住むA部君と別れ、 H川君夫婦と3人でヨロヨロとJR亀戸駅まで歩く。 JR上野駅で、動き始めた京浜東北線の車両内で手を振るH川夫婦に、 こちらも登りかけた駅内の階段から大きく手を振り、名残惜しく別れる。 PM8時40分過ぎの終電の山形新幹線に、缶ビール片手に乗り込む。 米沢駅の手前まで眠りこけ、上野駅で買った350mlの缶ビールは、 ほとんど手付かずで残っていた。

ふぐ料理

2ヶ月ぶりに山形新幹線に乗り、都内へ向かう。 新幹線の窓下に見える、山形県と福島県の県境付近の沢は、 空梅雨で水量は少なく、川床のゴロゴロした大きな石が良く見える。 線路沿いによくあるイタドリは、大きな葉をユサユサ揺らし、 まとまって生えている。 その葉は少雨のせいかやや色がくすみ、 しぼんでいる様に見えた。 夕方4時半過ぎにJR亀戸駅に着くと、 改札出口の向こう側に、埼玉県蕨市で空手道場を経営するH川君と、 奥さんのA子さんは仲良く並んで待っていてくれた。 間もなく亀戸に住むA部君は、どこからともなく現れ、 駅前にあるフグ料理店まで、4人はとめどなく話しながら、 チンタラ歩く。 フグ料理店に着き,時間を惜しむかのようにH川君は、 すぐコース料理と飲み放題プランを注文し、 さっそく生ビールを全員で飲み干す。 若くして従業員300人を要す会社の、取締役になったA部君には、 待望の赤ちゃんが誕生し、そのお祝いでここに集まり、 いつもどおり大声で笑い、昔話に花を咲かせ、 生まれたばかりの子供の話など、 他のお客さんには迷惑なほど、騒々しくしゃべりあう。 時間はあっという間に過ぎ、楽しいひと時は小さな思い出になる。

山形県村山地区 国体予選

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山形県高校陸上の山形県村山地区国体予選は、 天童市にある山形県総合スポーツ公園で、6月14日に開催され、 少年男子3000mの応援に行く。 16年前の山形県で開催された、べにばな国体のために建造した公園は、 広大な面積の中に陸上競技場、サブグランド、野球場、テニスコート、 体育館、駐車場、遊歩道などがあり、 他県の大型スポーツ競技場と比較してもヒケをとらない。 中長距離部員の多い東海大山形高校の1年生にとって、 今日の国体予選3000m少年Bは、 高校生になって初めてのビッグな大会で、 レース前のウオーミングアップを見物すると、 各一年生はピリピリ緊張しながらも集中していて、 この3000mに向かう気持ちが現れていた。 号砲と共に一斉にスタートし、 最初の1000mのラップはややスローペースの3分、 ラスト3周から徐々に1周毎のタイムは上がり、 最後の400mの勝負になる。 ラスト200mからは短距離のスピードのある選手が圧倒的に強い。 国体予選少年男子Bの参加標準記録、9分20秒は6人がクリアし、 東海大山形校の1年生部員はその中に4人。 7月11日から7月13日に開催される山形県内の国体予選の応援は、 更にまた楽しみだ。

ETC

手でつかめそうなほど、低く垂れ込めた灰色の雲を見ながら、 国道13号線を一台積みの積載車で、米沢から天童に北進する。 朝の通勤割引のある東北中央自動車道に、上山インターから乗り、 天童インターで降りようとして、ETCレーン出口に30km/hで近づく。 いつもならETCゲートのバーは左右に開閉し、 もちろんそのままのスピードで通過できるのが、 今日の朝に限ってバーは開かない。 あわてて急ブレーキをかけるが間に合うはずもなく、 積載車のキャビンでETCゲートのバーを、軽く押し込んでしまった。 係員の方々の誘導により、積載車をバックギアに入れて後方に動かした後、 手動でバーを開けてもらい、積載車を高速道インター脇の駐車場に入れ、 料金を清算する。 原因を聞いたところ、カードに埋め込まれたICチップの読み込みもれとか、 その他いろいろ教えていただいたが、ピンと来ない。 係員の方にお礼を言い車を走らせ、何気なくスピードメーターを見たら、 自動発券機から抜き取ったカードは、メーターパネルに置かれていた。 何の事はない、高速道に入るときにETCレーンからでなく、 自動発券機のレーンから乗ってしまい、出口のETCゲートが 左右に開かなかっただけ。後続車がいなくて本当に良かった。 朝早く起きて、顔も洗わず着替えてすぐ積載車に乗り、 半分眠った状態で運転していたみたい。

栗の花

米沢盆地に多い栗の木は、ようやく花を咲かせ始め、 生臭いようなあの香りを放っている。 例年なら栗の木の花が咲く頃は、梅雨の真っ只中だが、 ことしは今日で約20日間、畑の作物や、山に自生する山菜が 喜ぶようなまとまった量の雨は、降っていない。 新聞の天気予報では、ようやく今日の夕方から雨になるようだ。 遠くに見える飯豊山や月山の抱く雪は、少雨のせいで多く残り、 平地から眺める青い空と、白い峰のコントラストは、美しい。

肘折温泉

先輩の玉ちゃんの勤務する、山形N産自動車の定休日は火曜日で、 今日も既定事実のように山菜採りのため、 肘折温泉のさらに山奥へ向かった。 ここ3週間余り、雨はほとんど降っていないため、 ダム湖の水位は夏場ほどに下がり、湖面に浮かべたボートのオールも、 場所によっては湖底についてしまう。 ダム湖に注ぎ込む支流の沢を、上がり下がりしている途中で、 急に右手小指を押さえた玉ちゃんは、顔をしかめて立ち止まる。 あわてて駆け寄り確認すると、先輩の右手小指はあらぬ方向を向いている。 沢を下りボートに乗り込み、早々と帰り支度して、 温泉で軽く汗を流して米沢に戻る。 解散後、自宅で山菜の後始末をしていたところ、 玉ちゃんより電話が入る。 M整形外科に行きレントゲン撮ったら、右手小指はキレイに骨折していて、 今になって痛くなってきたそうだ。 肘折温泉から帰ってくる途中でも、痛いと一言も言わなかった、 昭和21年生まれのど根性先輩は、すごすぎる。

西沢林道

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山形県西置賜郡飯豊町にある中津川地区の、 現在住んでいる人は2軒だけの広河原部落は、 深い山々に囲まれている。 その部落の一番奥に山の神神社は在り、 そこから湯ノ沢間欠泉に通じる東沢、福島県の熱塩加納村に通じる西沢と、 2つの林道がある。 西沢と呼ばれる林道を、2サイクルエンジン搭載のスズキジムニーで進むと、 間もなく国有林等の説明文が記された、林野庁の大きな看板があり、 その先は大きながけ崩れのため、バイクや車は通れない。 山菜採りスタイルに着替え、大阪府出身で保険会社に勤務する28才の尼寺君と、 あちらこちら崩落した林道を、標高約1050mの谷地平を目指して、ゆっくり登る。 林道と呼ぶのははばかれるほど、がけ崩れやヤブで通り抜けしにくい。 この道の日陰に休むと、切り立った山間を抜ける風は、 汗ばんだ体を心地よく冷やしてくれる。 雲一つなく、真っ青に澄み切った青空は、 さまざまな木々の緑色の向こう側に、鮮やかなフルカラーで彩り良い。 AM8時からPM2時まで、山菜を採りながら林道を登り下りする。 途中で飲んだ、岩から染み出てきたミネラル水は、 冷蔵庫で冷やしたように冷たく、そしておいしい。 山を降り、米沢市にある小野川温泉でサッパリしたあと、 自宅で尼寺君と反省会。 疲れと酔いで二人ともダウンする。

地震

自動車保険の見積もり作成で、パソコンのモニターを老眼鏡をかけて見ていたら、 AM8時50分頃グラッと揺れ、また小さな地震かと思いきや、 揺れは徐々に大きくなり10秒以上続く。あわてて椅子から立ち上がり、 事務所に置いてある、スピーカーの前に駆け寄り、落っこちないよう手を添えた。 さいわいにも物が落ちたりせず、物品の損害はなかった。 ふたたびパソコンに向かい、地震情報を見ようとしたときケータイは鳴り、 石川県金沢市に住む友人のM川君から「大丈夫やったか?」と連絡入る。 M川君と話したのは一年ぶりで、地震の話しからすぐに、 お互いの近況報告になる。 これから4人いる子供の、一番下の子が通う幼稚園に、 父親参観に行くところだそうで、 孫の参観か?と笑いあう。

自動車税還付

4月中旬に、第三者を介して買取したホンダシビックは、 車検証の所有者、使用者ともYさんで、 自動車税はYさんに課税されている。 この車は運良くすぐM川さんと契約となり、 転売先のM川さんより自動車税を預かり、 米沢市合同庁舎にある、税務課の窓口で支払いを済ませ、 領収書の原本はこちらで保管した。 こちらの勘違いでこの車の税金を、5月中旬に再び支払ってしまうが、 二度払いに気がついたのは、つい最近になってから。 2枚の領収書の原本をたずさえ、米沢の窓口で返金の依頼をする。 窓口に居るいつもの担当者は、 「規則により多く支払った税金は、4月1日時点の車の使用者、  Yさんに還付(返金) されるので、お金のやり取りについては、  おたくとYさんの間で話し合ってください」 。 「そうは言っても、自分は第三者を介して買取したこの車の、  持ち主Yさんとは、知り合いでもなんでもない。  こちらで多く払ってしまった自動車税を、  面識のないYさんに返してくれ、と言ったところで、  相手にしてもらえるはずないだろう、こんなご時世で」 。   「規則は規則です。出来ないものはできません」。   繰り返して話しているうちに担当者の、のらりくらりした言い逃れ振りに、 腹立ってきて時間のムダ、その後深呼吸して県税事務所の本庁に電話する。 ①同じ車の自動車税を、2回払ったのはこちらのミスだが、  すでに納付済みの事実を、オンライン等で確認できなかったのはナゼか? ②第三者を介して買取した車で、納税義務者と支払ったこちらの間には、  まったく面識ないので、納税義務者に還付される自動車税については、  当方では回収できない。 ③納得できない回答なら、県知事に投書する。 ③は捨てゼリフだが、県税事務所本庁の担当者は言い訳もせず、  言いたい放題のこちらの話しを、  物静かに聞いていてくださったので、腹の虫も収まってくる。 電話口の向こうの、落ち着きのある女性は、 「早速上司と相談し、次の日の朝9時に連絡します」と 、  感じ良く応対してくださった。 約束どおり電話をくれた、担当のN和さんは、 「返金に関わるかんたんな書類をFAXします、  ご記入後返送された書類を確認して 、  何もなければ、すぐ指定口座へ返金いたします。  二度お支払いした自動車税の、  それぞれの領収書原本を、同封してください

もうすぐ入梅

日本一出品台数の多い中古車オークション会場、USS東京会場で落札した スズキKEIワークスを、上山市のお客様にデモするため、 AM10時半に米沢市を出る。 その車を気に入ってくださったT橋さんから、自動車保険の異動承認書と、 車の注文書に捺印いただいた後、寄り道せずに 車で10分の場所に在る、 あかねが丘陸上競技場へ向かう。 お目当ての東海大山形校陸上部の練習は、まだ始まったばかりのようで、 部員は各個人ごと、黙々とウォーミングアップをこなし、 その表情は、緩んだところなどまったくない。 アップ後、連続して2000mと1000mのタイムトライアルとなり、 見ているこちら側にも、部員の緊張感が伝染する。 気になる選手の動きを追っていたら、今日もタイムを録るのを忘れた。 彼らのひたむきな目線の先には、なにが映っているのだろうか?

ウルイ シドケ アイコ

先日採ってきた山菜の通称は、ウルイ、シドケ、アイコ、ヤマウド、アザミ。 これらは地方によって、いろいろな呼び名が有るらしい。 正式な名前は、おおばきぼうし(ウルイ)、みやまいらくさ(アイコ)、 もみじがさ(シドケ)などで、通称の呼び名(  )は愛嬌が有る。 山菜はどれを食べても、ほろ苦味や、キドさ、しぶみ、 ぬらめきのどれかに当たり、またもちろん無農薬で安全な野菜であり、 さらに漢方薬の素材になるものも数多く、医食同源だそうだ。 こうして書いていると、山菜がそぞろ生えそろう場所を思い出し、 また深山に行きたくなる。

やまうど

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山形県大蔵村にある、開湯1200年と言い伝えられている肘折温泉奥の、 月山の奥深い山々に、今年3度目となる山菜取りのため、 朝2時に先輩の玉ちゃんの勤務する会社に集まり、 2時間30分かけて、ブナ林に囲まれたダム湖に向かう。 ボートをダム湖の上流にある沢のほとりにつけ、 沢の奥深く入る。 一時間歩いたところにある、日当たりの良い何の変哲もない平らな地面に、 畑に植えてあるようにそろった、全長30cm~50cmのやまうどが、 そこらじゅうに顔を出している。 「やまうどが畑で栽培したように、あたり一面に生えていて、  ほとんど動かずに座ったままで、採っていた」と言う大げさな話を、 たまに聞くが、今まで一度もそんな状況を経験したことがなく、 そんな話のヌシは、見てきたようなウソを言う講釈師まがいのヤツだと、 思っていた。 「ここの場所は2人だけの秘密にしよう」。 先輩の玉ちゃんとニヤニヤ約束する。 この光景は、きっと何度か、夢に出てきそうだ。

ヤマボウシ

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6月に入ったとたん、バイクでちょっと走ってみようかと思う暖かさに戻る。 昨日までの4日間、朝晩は涼しさを通り越す冷え込みで、 ストーブに火を灯す日も多かった。 庭にあるヤマボウシの木は、暑さ寒さに関係なく例年通り、 目に優しい白色で、星型の花を咲かせている。 その他の木々の葉も、今が盛りと大きくなり、 ちょっとしたジャングルのようだ。 きょうはからっと晴れ上がり、月末のバタバタから逃れ、 ゆったりとした気分になる。